Saxo Bank、完全傘下入りへ J. Safra Sarasinが残り28.69%取得
J. Safra Sarasin GroupがSaxo Bankの残り28.69%持分取得で合意。FX業者・CFDブローカーの株主構成、金融規制、ブローカー評価の見方を整理します。
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概要:HTFXの公式サイト停止とFCA・CySEC認可の変化を整理。海外FX・CFDブローカー選びで確認すべき安全性、評判、出金時の注意点を解説します。

CFDブローカーのHTFXをめぐり、グループの主要サイトとされるhtfx.comが通常のサービスページではなく、ドメイン登録会社のパーキングページに切り替わったことが確認されています。これにより、同ブランドのグローバル事業が事実上停止した可能性が注目されています。
HTFXは2018年に設立されたブローカーブランドとされ、過去には英国、キプロス、バヌアツを軸に、複数法人を通じて事業を展開していました。英国ではプロ投資家・機関投資家向け、キプロスでは欧州顧客向け、バヌアツではアジア圏を含むリテール顧客向けの事業を担っていたとみられます。

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キプロス証券取引委員会(CySEC)の公開情報によると、HTFX(EU)Ltdはキプロス投資会社(CIF)ライセンス332/17を保有していました。しかし、CySECは2026年1月12日付で、同社からの明示的な返上を理由に、ライセンスの取り消しを決定しています。発表日は2026年1月22日です。
CySECの登録ページでも、HTFX(EU)Ltdは現在「Former Investment Firms」に分類されており、ライセンス番号332/17は「Voluntary Renunciation」と表示されています。
英国法人HTFX LIMITEDは、英国Companies House上では2018年5月31日に設立された会社として登録されています。登録住所はロンドンで、会社ステータス自体は「Active」と表示されています。
一方で、一方、英国FCAの登録情報では、HTFX LIMITEDは現在、認可業者として確認できない状態となっています。業界報道では、同社は2026年4月10日付でFCAライセンスを失ったとされています。 会社が登記上存続していることと、金融サービス業者として規制対象業務を提供できることは別問題です。この点は、投資家が特に誤解しやすい部分です。
バヌアツ関連の公開リストでは、HTFX VU LIMITEDおよびhtfx.comが「現在ライセンスを有していない事業者」として掲載されています。同リストは2026年4月更新で、過去にライセンスを保有していた可能性があるものの、現在は失効、取消、または更新拒否となった事業者を対象としています。
つまり、HTFXは英国、キプロス、バヌアツという複数の規制・登録地域で、相次いで重要な変化が確認されたことになります。海外FX業者やCFDブローカーの安全性を評価するうえで、これは無視できない警戒材料です。
英国Companies Houseの記録では、中国籍のLijun Li氏が2022年8月から2023年10月まで、HTFX LIMITEDの「Person with Significant Control」として登録されていました。登録上は、同氏の支配権が2023年10月31日に終了し、同日付でStephen James Williams氏とLevy Benarroch氏が重要な支配権を有する人物として登録されています。
この情報から、Lijun Li氏が過去にHTFX英国法人の支配構造に関与していたことは確認できます。ただし、同氏が現在もHTFXの運営に関与しているかどうかについては、公開情報だけで断定すべきではありません。
FCAは2024年12月、HTFXの名を使ったクローン業者について警告を出しています。警告では、無登録業者が正規業者の情報を利用し、正規企業を装って接触していると説明されています。FCAは、クローン業者と取引した場合、金融オンブズマン制度やFSCSによる補償保護を受けられない可能性があると注意を促しています。
これは、HTFX本体のライセンス問題とは別に、ブランド名を悪用したなりすましリスクが存在していたことを示しています。投資家は、公式サイト、メールアドレス、登録番号、契約法人名を必ず照合する必要があります。
今回の事例で重要なのは、HTFXが過去に複数の金融ライセンスを掲げていた点です。FX業者やCFDブローカーの公式サイトでは、FCA、CySEC、VFSCなどの規制名が表示されることがあります。しかし、投資家が確認すべきなのは「過去に登録されていたか」ではなく、「現在も有効か」「どの法人に紐づくか」「自分の居住国の投資家保護が及ぶか」です。
特に海外FXでは、同じブランド名でも、英国法人、欧州法人、オフショア法人が別々に存在するケースがあります。見た目は同じブランドでも、実際の契約先がオフショア法人であれば、トラブル時の対応や資金保全、出金に関する保護水準が大きく異なる可能性があります。
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